駅頭で銃撃されるのは、100年ぶりとも。長州出身の総理としては、伊藤博文以来。完全に殺意を持っての銃撃。大和西大寺駅は、鉄道ファンの聖地で名古屋京都大阪奈良和歌山の中心。街宣車を背中にしていればよかったが。白昼の銃撃なぞ100人中100人が想定していない。
翌日の新聞は、一律で同じ見出し。社説は、温度差は、違えど「民主主義への挑戦」。産経新聞は、やはり感情的に筆を躍らせている。
拉致事件で名前を上げて官房長官時代に大多数のメディアが「拉致疑惑」と報じていた時代に家族会と共に国会で戦っていた。従来型の派閥の順繰りの総裁選びが小泉総裁誕生で終焉し官房長官、北朝鮮に渡り拉致を認めさせた。当時西武久米川駅から八坂方面へ向かう道で街頭演説の声を聞いた記憶が思い出される。
小泉総理の跡を継いで就任。総理直前までいった父の無念を晴らす。「さんまのまんま」などテレビ出演も積極的に行った。改革を進めると体調不良で無念の途中リタイヤ。当時まだ若く再登板を期待していた。後任の麻生の後にまた派閥の順繰りに戻る。2回目の就任の時の総裁選では、派閥の順繰りに割り込む形で突如立候補し全国の党員の支持を得て就任。安倍-麻生のコンビでやり損った改革を進めていく。史上最長の在任期間を更新。東京五輪アピール映像でマリオに扮したところも印象に残る。コロナ禍でまたも途中離脱。
嫌いな人が多いけど。嫌いが多いというのは、支持者も多い。むしろ政治家は、嫌われるべき。政治家に対して好き嫌いの理由は、「地元に利益をもたらすか否か」なら嫌われてるのが良い政治家。国葬は、世界中から集まる。
後継者は、奈良選出の高市さんしかいないなあ
