ぱるかたーる

アラフィフ 好きな声優は、日髙のり子と國府田マリ子。ロードス島戦記でTRPG知る。K-POPは、S#arp 장나라 LGツインズ 西武 巨人

空色パンデミック1 (ファミ通文庫)作者: 本田誠,庭出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2010/01/30メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 459回この商品を含むブログ (82件) を見る

空想病。中二病とか黒歴史ノートとかを題材にハルヒ型ヒロインに巻き込まれ振り回される緩くて軽くて笑えるバカな話と推測していたら・・重かったです。でも笑える話好みの僕が心にぐっとしみいるような話に引き込まれたのは、はじめて・・。ここでは、空想病というのは、精神病で多くの人間にそのように認識され人に見えない者が見え聞こえない者が見え、この患者は、天下無敵のフリーパスを所持している・・かなりグレーゾーンな題材だ。作中では、芝居がかってるけど考えてみるとかなり怖い。もし自分に翼があったなら。空を飛べるなら・・そして劇場型空想病は、周囲の人間にも、空想を見せる。芝居と言ったが劇中作が秀逸でこの物語の縮図になっていてセロファンのようにかさなりあう。芝居では、主人公とヒロインは、悲しい別れをするがハッピーエンドを望む意思によって芝居の主人公とヒロインは、互いの思いが通じあう。この文は、物語の最終章、世界の危機を巻き起こした場面で書いていて結末は、見ていないが。世界の危機を乗り越えて二人は、再び出会うものと信じている。物語は、ハッピーエンドでなきゃ。青井には、いろいろだまされました