因果は、巡る。地獄に流しても何も変わらない新しい苦しみがあるだけ。残された妹もいずれ真実を知ってまた同じ事の繰り返しになるんだな。「誰も傷つけてないの?」それを認識できないのが最大の不幸か。自分が望んでも手に入れられない物を労もなく手に入それに何の価値も抱いていない。大事な物といっていた腕時計やカメラですら我が身かわいさに差し出す愚図。トモヒデは、フミオの姿に過去の自分を見ていたのかもしれないな。でもそいつは、抵抗せずに逃げて逃げて逃げまくって。ああ妹の人格形成におおきな影響を与えるんだろうな・・たのし・・つらいな。