妹尾さんに対する疑惑が一気に氷解した巻。前回の感想では、キズくらいでは、隠さないよなあ。とか非道いこと言ってごめんなさい。体の傷は、隠せても心の傷は、隠せない。何事にも臆病になっていた彼女の心に踏み込んで扉を開けたのが成道。扉の外は、寒空でなくまぶしい太陽で。妹尾さんいい人や。謎もすべて解けたしね。あいかわらずどきどきしながらページくった。黒川姉妹や四条先輩も好きですよ。レイコさまへのおもいがビンビン伝わってきました。そして黒川は、残念さが重度だ。嘘をつけないところが悲しさを倍増。後書きのリアル天文部話も参考になった。宙のまにまにやそらみよは、幻想って事だ。上原さくら似の同級生は、実は、志瑞たんだと妄想してみる。